熊本県産アサリの産地偽装問題がありました。「熊本の貝は偽装だから」と、本物の地ハマグリまで、とばっちりを受け、風評被害にあっているそうです。
そんな中、「純熊本県産ハマグリ」の販売会がありました〜と、木村 敬 さんが選んで送ってくれました。見事な色ツヤ、素晴らしい熊本産ハマグリにビックリ!
↑ツヤピカ!ひとつひとつ模様が違います。
↑箱には新玉ねぎとデコポンも!保冷剤はくまモン
思い出したのは、以前、三重県庁の「三重ブランド認定委員」を務めたときのこと。桑名のハマグリ業者さんを視察し、業界のことを、いろいろ教わったのです。
輸入した海外産の貝を、日本でちょっと育てて出荷する場合も・・・。
「本当の地のハマグリは、色味が濃く、貝によって個性があり、色やツヤがそれぞれ違います。貝表面のなめらかさなど、違いはハッキリわかります」と。比べさせてもらうと、明らかに違いました。
選ぶ私たちも、知識を持たねば、賢い消費をしなくては!と思ったものです。
さて、この立派な熊本のハマグリは、砂抜きの塩水の塩は、大分のなずなの塩を使って、下準備。
グリルで焼いたり、純米酒と昆布出汁でさっと茹でたり
その汁で麺をいただくなど、余すことなく、丸ごと楽しみました!
熊本には熊本だー!というわけで、冷蔵庫で保管していた 花の香酒造 さんの生酛を開栓。
いや、もう美味。神田 清隆 さん の「産土」を先日、いただきましたが、それも超良かったです。
ライトで緻密な突き抜けるクリアー感がありました。
そして、この生酛のまろやかさもたまりません〜〜〜。神田さん凄いですわ。
というわけで、ハマグリとハナノカ、最高の組み合わせを楽しませてもらいました。
↑美味しくハマグリをいただくコツも同梱されていました!
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●熊本県産アサリの産地偽装対策
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/94/124230.html
〜資料 関連記事〜
●熊本県、アサリ偽装疑い見過ごす? 統計の漁獲と販売に大きな差 「畜養の実態把握できず」熊本日日新聞 | 2022年02月12日
https://kumanichi.com/articles/556697
●国内産アサリ高騰、流通に変化 熊本や東京などの水産物市場 熊本日日新聞 | 2022年02月11日
https://kumanichi.com/articles/556560
●偽装根絶へ「荒療治」 熊本県産アサリ出荷停止 信頼を食卓へ、正規流通の確立目指す 熊本日日新聞 | 2022年02月09日
https://kumanichi.com/articles/553603
●「中国産アサリの産地偽装」で、熊本県の次に狙われるのが愛知県といえる理由 垣田達哉:消費者問題研究所代表、食品問題評論家