全国各地の酒蔵さんから新酒のお知らせが続々届き、今季の酒造りシーズンもいよいよ本格的になりました。
無事に今季も新酒が誕生・・・
中でも、お酒を見て、胸がジーンと熱くなったのは
兵庫県宍粟市で酒造りする山陽盃酒造さんの「播州一献」の新酒です。
蔵元杜氏の壺阪雄一さんの「感謝」の文字に、染み入りました。
↓こちらは「純米超辛」です。キリッとして潔い味わい
2018年11月8日に発生した酒蔵の火災事故から、
1年と一ヶ月がたとうとしています。
さて、今季の「播州一献」の新酒
七宝がデザインに取り込まれています。
円形が連鎖して繋がる七宝の柄には、調和や縁など、願いが込められているといい、縁起の良い柄とされています。
原料米は、兵庫県産「北錦」です。
「紡いだ絆を忘れません。ボトルに詰めたみなさまへの感謝の気持ちと兵庫の恵みを通し、関わるすべての方たちの幸せが連鎖しますように」とメッセージが
2019年は、様々なことが起こりました。
台風で浸水してしまった蔵や米も多数あり、災害で命を落とされた方もいらっしゃいます。そして急逝された大事な人も……。
新米で新酒が醸せる・・・当たり前と思っていたことが、いかに大事で、貴重なことだったのか。
考えさせられています。
フレッシュなエネルギーいっぱいの搾りたての無濾過生原酒。
壺阪雄一さんが、いろんな人からの応援の気持ちを受けて形にした、心の雫のように思えます。
これがいただけることに、感謝の気持ちでいっぱい!
本当に嬉しい新酒に「ありがとう」と言っていただきます。
◉そして!純米大吟醸も本日から登場
壺阪さんより
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【七宝シリーズ第3弾】
兵庫北錦使用の純米大吟醸。しっとりと落ち着きのある風合いを醸し出し、食べながら飲める純米大吟醸を演出しています。湯豆腐や鱈の煮つけなどとの相性が抜群。本日より蔵出しスタートです!
【七宝シリーズとは】
『兵庫北錦』を使用した生原酒を、七宝という名をつけてリリースしています。兵庫県原産の酒米にこだわる弊社にとって、「兵庫北錦」は原料米として最も多く使用していることもあって、思い入れある大切なお米です。兵庫県内でも使用している酒蔵はあまり多くありません。
火災から1年が経過した現在、いま一度気を引き締め、そして兵庫県宍粟市のこの地で酒づくりを続けられる幸せと意味を噛みしめて、長年にわたり応援してくださっている皆さま、そして火災後ご支援してくださった皆様に向けて、誠心誠意醸した兵庫の恵みをお届けします。
感謝の想いが連鎖し『播州一献』を取り囲む場面があたたかな気持ちに包まれ、皆様が幸せでありますように、というメッセージを込めています。
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引用終わり
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今年の1月初旬に蔵へ行き、皆さんに知ってもらおうと書いた記事です
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