週刊ダイヤモンド 2019年12月14日号 では静岡県静岡市清水区にある「臥龍梅」醸造元の三和酒造さんを紹介しています
臥龍梅(GARYUBAI)
時代に合わせた美酒を目指し、
香りと味が豊かな吟醸に特化
(本文より)
華やかで米のうま味がある美酒として名高い「臥龍梅」。
この名は徳川家康に由縁がある。
~この続きは誌面で 😮 ~
蔵に伺うと、洗米の真っ最中!
静岡県オリジナル酒米の「誉富士」。洗米は10kg単位で限定吸水しています。
誉富士の麹米
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独自の名前「臥龍梅(がりゅうばい)」命名のいわれとは?
HPより以下、引用しますと↓
「臥龍」という言葉は古く、その出典は中国四大奇書のひとつに数えられる長編歴史小説、「三国志演義」であります。
この小説は、魏、蜀、呉、三国対立時代の中国を背景に英雄豪傑の活躍と運命を描いたもので、その書中、「劉備玄徳 りゅうびげんとく」が在野の賢人「諸葛孔明 しょかつこうめい」を三顧の礼をもって自軍に迎え入れる下りに「臥龍・鳳雛 がりょう・ほうすう」という言葉が出てまいります。
「臥龍」は寝ている龍、まだ雲雨を得ないため天にのぼれず、地にひそみ隠れている龍のことで、転じて、まだ志をのばす機会を得ないで民間にひそみ隠れている英雄、「諸葛孔明」の例えであります。
ちなみに「鳳雛」とは鳳凰のひなで、将来、大人物になる素質を備えた少年の例えであります。
さて、処はわが国に移り、時代は下って戦国時代末期のことです。
後に徳川幕府を開設した徳川家康は、幼少の一時期、今川家の人質として当社の近隣の「清見寺(せいけんじ)」という禅寺に暮らしていました。
そしてその無聊の徒然に、寺の庭の一隅に一枝の梅を接木したと伝えられています。
「諸葛孔明」の故事どおり、「清見寺」にあった頃の家康は地にひそみ隠れておりましたが、その後、龍が天にのぼるがごとく天下人となりました。
家康の植えた梅は三百年の月日を経て大木に成長し、今も、毎年春三月には凛とした風情で花を咲かせております。
さながら龍が臥したような見事な枝振りもあいまってか、この梅は何時の頃からか「臥龍梅」と呼ばれるようになりました。
当社では、「臥龍」の故事に習い、やがては天下の美酒と謳われることを願って新しく発売するお酒を「臥龍梅」と命名いたしました。
↑なのだそうです!
麹室
もろみタンク プチプチと発酵中
社長の鈴木克昌さんです。鈴木家の創業は貞享年間で、元の銘柄は「鶯宿梅」だったそうです。
合併で3つの蔵が一緒になって三和酒造になりましたが、その後、鈴木家が引き継ぎ、普通酒主体であった蔵の代表銘柄「静ごころ」を「臥龍梅」に改名し、酒質設計から全てを克昌さんが大幅に変更したのです。
少量ずつ丁寧に仕込む低温長期の吟醸造りに特化し、袋吊りの酒を増やし(酸化しないように様々な技術や工夫を取り入れて)
酒米を選び、品種違いの純米大吟醸シリーズを発売しています!
歴代の杜氏一覧
こちらを見て思いましたが、意外にありそうでないのがこの「歴代杜氏」一覧ではないでしょうか。飾っている蔵は見たことがありません。
現在は多田和仁さん。前杜氏の菅原富男さんは相談役だそうです。
新酒が出来た知らせ。大神神社から届いた「しるしの杉玉」を飾る多田和仁杜氏
●大神神社の醸造安全祈願祭(酒まつり)
お酒は「臥龍梅 純米大吟醸 山田錦35% 直汲み生原酒」で勝負!
(ちなみに克昌さんは慶応卒。息子さんは早稲田卒)
希少米の愛山を袋吊りで仕上げた「臥龍梅 純米大吟醸 開壜十里香」
「かいびん じゅうりにかおる」と読みます。まさにこの酒にピッタリな酒名!
書は、中国は蘇州の禅宗の古刹、寒山寺の貫主の揮亳。このお酒をひと口飲んで、筆をとられたそうです(驚)
鈴木克昌社長と多田和仁杜氏
KURA MASTERでプラチナ賞を受賞した「純米吟醸 臥龍梅 山田錦」です。
詳細は記事をどうぞ!
◉臥龍梅 HP
特集は「駅・空港 パワーランキング」
人が集まる所に、モノ、カネ、情報が集まる。人が行き交う駅と空港は、地域が持つチャンスと課題を映し出し、土地の経済、社会、文化も透ける。巨大駅や国際空港から、人里離れた小さな駅や地方空港まで、多種多様にランキング。そこからニッポン、地域の未来が見えてくる。