今週の週刊ダイヤモンドは、富山県の下新川郡朝日町境にある林酒造場さんを紹介しています。
こちらの蔵は、「境」という名の地名どおり、新潟県との県境にあります。
いろんな酒蔵さんを取材していますが、ご先祖さまが ”関所に赴任した武士” というのは初めて。
創業は寛永三年、1626年だそうですから、もうすぐ400年!
超老舗です。もちろん、富山県最古の酒蔵です。
味のある木造切妻造桟瓦葺の蔵は、「とやまの近代歴史遺跡百選」に選出
●建築の見どころをwebから引用しますと↓
木製の看板には、関所時代の銘柄「関桜」が残っています。
昔の代表銘柄は「黒部峡」。
地酒で一世風靡したお酒です。
以前は新潟から越後杜氏さんが来て、酒造りをしていたそうですが、2011年から、蔵元の林 秀樹さんが杜氏を務めています。
秀樹さんが立ち上げたブランドが「林」。
お店で飲んで感動しました!
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 161】
林(HAYASHI)/富山県下新川郡朝日町境
名を冠した覚悟の酒』
(本文より)
創業1626年、富山県最古の酒蔵の林酒造場。先祖は、江戸時代に加賀藩が設けた越後との国境、親不知子不知(おやしらずこしらず)の西隣の関所に赴任した武士だった。
この続きは誌面でどうぞ!webでも配信されています。
趣のある蔵内。黒部峡など地元銘柄は購入可
(「林」は特約店のみの販売で、蔵では購入できません)
林秀樹さんが杜氏になり、機械化から手づくりへ方向転換。
特に、麹は全量を手間のかかる麹蓋に変えたのです!
全量ですよ!
林酒造場では、本醸造から大吟醸までを製造し、普通酒は造っていません。
洗米は10kgと少量ずつ丁寧に行っています。
秀樹さんが追求するのは、最高品質のお酒!
金沢国税局酒類鑑評会では6年連続優等賞を受賞するなど、高評価を続けています。
ガラス戸の家紋は、平清盛と同じ「丸に揚羽蝶」
ケヤキを贅沢に使った室内
李白の「月下独酌」の書
左より父の洋一さん、秀樹さん、母の芳子さん
「林」酒米違いで、55%精米で醸すブランド。
みずみずしく、ふくよかなおいしさ!ぜひ飲んでいただきたいお酒です。
酒米の種類は7種類あります。
林秀樹さん 品質第一主義!
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◉あさひ暮らし旅 ← じっくり見てみてください。朝日町に行きたくなりますよ〜 🙂
朝日町は「たら汁」が有名。それがなんとも面白すぎる「たら汁」で、心わしづかみされました。その話は別にUPします★