蔵の入り口に掲げられた言葉は「醸魂」
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 138】
最新号は福井県福井市の常山酒造さんをご紹介しています!
契約栽培をお願いしている美山地区の景色
築70年の蔵を、清潔かつ使いやすくリノベーションしています!
美山村の米で醸す!
世界へ羽ばたく福井の地酒
(本文より)
福井の高級絹織物の羽二重を名に冠した地酒「羽二重正宗」で親しまれた常山酒造。さらに高品質な酒を目指し、7代目の常山(とこやま)英朗さんが1997年に立ち上げた銘柄が「常山(じょうざん)」だ。
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原料米のメインは、契約栽培をしている美山地区の酒米です!
美山村は急逝した父・英朗さんが18年前に契約栽培を始めた地域(今は町村合併で福井市に)。
この自然豊かな土地で、農家さんが酒造好適米の美山錦や五百万石を減農薬で栽培してもらっています。
これが財産!
今、息子の晋平さんが杜氏を務めています。
最近、評価が急上昇!
フランスで開催された酒鑑評会の KURA MASTERでは2年続けて上位入賞を果たしました。
目指す味は「上品にふわっとなじんで、スッと切れのよいうまみを感じるドライ感」と晋平さん。
「福井の土地力を強固にした酒造り、それこそが父が残してくれた財産」と晋平さん。
一緒に蔵仕事をする妹の恵利子さんと。
これからがますます楽しみな常山酒造さんです!
詳しくは記事をお読みくださいね✨
越前蟹の解禁に合わせてリリースしたお酒がこちら
「純米吟醸 槽場初詰 随一」
純米大吟醸 荒磯 -ARAISO-
常山さんは定番品が食中酒にgoodですが、季節限定品も見逃せません
2019年11月23日号 特集は「自動車」
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◉常山酒造