農林水産省から引用した数字や、各都道府県の産地品種銘柄一覧など、変化があったところを最新のデータに差し替えました。
P97の稲のイラストも差し替え、より正確になりました。
各都道府県で新しい酒米品種が次々と誕生しています!
↑赤字を入れたページ。2年間でずいぶん、変更があったもんだ〜〜と感じました。各地域に合う酒米で、地酒造りが進んでいるのですね。
出典 農林水産省令和元年のデータより
以前買われた方、
赤字を入れてください(笑)
アップデートした5刷🌾
よろしくお願いします!
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2019年の夏に急逝された「天の戸」醸造元浅舞酒造の杜氏、森谷康一さんに、田んぼのこと、お酒のこと、そして酒粕を使ったお料理のことなど、たくさんのことを教えていただきました。
そして、この本を読んだ感想を、以下のように綴ってくれました。
知らないことなんて何もない森谷杜氏が、思いやる気持ちの親心で、書いてくれました。読むたびに胸がギュッとなります。
よくぞ、ここまで。
よくぞ、こんなに。
ホントよくまとめてくれました。
さすが「歩くバイタリティ洋子」ですね。
酒食ジャーナリストの山本洋子さんが、
『ゼロからわかる! 図解 日本酒入門』(世界文化社 本体1400円+税)を出版してくれました。
帯に「初心者必携」とありますが、異議ありです。今期から天の戸では、蔵人はもちろん、事務員さんからパートさんまでの蔵内研修を始めましたのでテキストにバッチリですね。
知ったかぶりの冬蔵も、目から落ちたうろこで足が滑ります。
「えっ、そうだったのか」が満載です。
そしてそのチョイスした項目と、力の入れ具合で洋子さんの「日本酒はこうあってほしい」が垣間見えるように思えます。文章やイラスト、そして「酒香寿」レシピに天の戸の姿がチラチラ見えるのもうれしいです。
この本は、きっと翻訳されて海外で、そして国内で、海外から来た方たちがこの本を片手に酒蔵に訪れる様子が目に浮かんできます。
洋子さん、ありがとうございました。
↑この写真は、森谷杜氏が撮影したご自身のクモの巣がはった酒米の田んぼです。
減農薬を10年続けた田んぼに、タニシなど生き物が蘇り、それを目当てに鳥がくる。生態系が戻った田んぼ。この美しさにシャッターを切った森谷杜氏のまなざし。一生かけて、伝えていこうと思います。