新日本酒紀行 地域を醸すもの 日本酒

週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・真野鶴 NO.163

今週号は、5月10日に日本初の清酒特区に認定された新潟県佐渡市の酒蔵、尾畑酒造さんの「学校蔵」の取り組みを紹介しています。

廃校を活用し、棚田を保全。世界中を魅了する佐渡島まるごと生かした酒造りです!

今回の写真📸は、尾畑酒造の五代目、尾畑留美子さんにお借りしました。

2020年6月13日号

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新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 163】

真野鶴(MANOTSURU)/新潟県佐渡市真野新町

清酒特区1号! トキの舞う佐渡島へ世界から人を呼ぶ学校蔵

(本文より)
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10日、日本初の清酒特区が佐渡島でスタートした。尾畑酒造が廃校を活用した学校蔵だ。酒造り体験を通して地域の活性化を図り、観光の目玉を目指す。

 

 


学校蔵前で。右から尾畑酒造専務の尾畑留美子さん、社長の平島健さん、杜氏の中野徳司さん。蔵人のチック・ユミさん、伊藤毅さん、瀬下要さん

   

これまでは、「学校蔵」に日本酒製造免許がなかったため、佐渡の杉材を浸してリキュールとして販売していました。

学校蔵のお酒

ソーラーパネルを設置し、自然エネルギーを導入。学校蔵の電気をまかなっているのです。

電気まで佐渡島産✨

 

棚田の田植え風景

佐渡市岩首の昇竜棚田でコシヒカリを栽培し、田んぼの保全に協力。写真は昨年9月末の収穫前。農家の大石惣一郎さんと留美子さんと健さんです。

こちらのトキが舞う田んぼでは「朱鷺と暮らす郷づくり認証米」の越淡麗が育っています。

お酒はこちらをクリック→真野鶴・純米吟醸 朱鷺と暮らす

朱鷺と暮らす郷づくり認証米制度
https://www.city.sado.niigata.jp/topics/gihas/outline/rice.shtml

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今、佐渡島では、9割以上の田んぼが減農薬栽培を行い、トキは約400羽の生息が確認されているそうです!

慣行農法でトキがいなくなってから取り組んだ栽培方法。島を上げての取り組みが功を奏し、その結果が400羽!まさに奇跡のような素晴らしい実話です。

私は以前から、この認証取得のコシヒカリ佐渡のトキひかり」を応援しておりまして、玄米村山米店さんから取り寄せていました!味は太鼓判です🌾

食べ始めたのは、2006年からと自分のblogで発見。パッケージや認証制度にも変化がありました。

 

尾畑留美子さんいわく「世界で一番美しい夕日の眺め」という学校蔵からの夕景です。いやまさに、絶景

「島の夏の食材は、真イカ、佐渡本マグロ(クロマグロ)、ハチメ、サザエ、もずく、岩ガキなど。 季節によっていろんな種類が楽しめますが、いろんな食べ方が楽しめて、どれもおいしい!」と留美子さん 😀 

佐渡島のお米で醸した日本酒に、それはドンピシャでしょう〜〜〜★

この続きは 2020年6月13日号 の誌面でどうぞ! 🙂