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週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・林 NO.161

今週の週刊ダイヤモンドは、富山県の下新川郡朝日町境にある林酒造場さんを紹介しています。

こちらの蔵は、「境」という名の地名どおり、新潟県との県境にあります。

富山県朝日町

いろんな酒蔵さんを取材していますが、ご先祖さまが ”関所に赴任した武士” というのは初めて。

創業は寛永三年、1626年だそうですから、もうすぐ400年!

超老舗です。もちろん、富山県最古の酒蔵です。

味のある木造切妻造桟瓦葺の蔵は、「とやまの近代歴史遺跡百選」に選出

●建築の見どころをwebから引用しますと↓

富山県の東端に位置する境地区で江戸前期から受け継がれている造り酒屋の建物である。旧北陸道沿いに建ち、明治時代の建設とされる二階建ての商家である。正面は右側に大戸を設けられ出格子がはめられ、その上に庇が付く。二階窓にも堅固な出格子が付いている。

木製の看板には、関所時代の銘柄「関桜」が残っています。

昔の代表銘柄は「黒部峡」。

地酒で一世風靡したお酒です。

以前は新潟から越後杜氏さんが来て、酒造りをしていたそうですが、2011年から、蔵元の林 秀樹さんが杜氏を務めています。

秀樹さんが立ち上げたブランドが「林」。

お店で飲んで感動しました!

 

2020530日号

新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 161】

林(HAYASHI)/富山県下新川郡朝日町境 

『400年の蔵を継ぐ、

名を冠した覚悟の酒』

(本文より)

創業1626年、富山県最古の酒蔵の林酒造場。先祖は、江戸時代に加賀藩が設けた越後との国境、親不知子不知(おやしらずこしらず)の西隣の関所に赴任した武士だった。

この続きは誌面でどうぞ!webでも配信されています。

趣のある蔵内。黒部峡など地元銘柄は購入可

(「林」は特約店のみの販売で、蔵では購入できません)

林秀樹さんが杜氏になり、機械化から手づくりへ方向転換。

特に、麹は全量を手間のかかる麹蓋に変えたのです!

全量ですよ!

林酒造場では、本醸造から大吟醸までを製造し、普通酒は造っていません。

洗米は10kgと少量ずつ丁寧に行っています。

秀樹さんが追求するのは、最高品質のお酒!

金沢国税局酒類鑑評会では6年連続優等賞を受賞するなど、高評価を続けています。

ガラス戸の家紋は、平清盛と同じ「丸に揚羽蝶」

ケヤキを贅沢に使った室内

李白の「月下独酌」の書

左より父の洋一さん、秀樹さん、母の芳子さん

「林」酒米違いで、55%精米で醸すブランド。

みずみずしく、ふくよかなおいしさ!ぜひ飲んでいただきたいお酒です。

酒米の種類は7種類あります。

林秀樹さん 品質第一主義!

2020530日号

新日本酒紀行 地域を醸すもの

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◉あさひ暮らし旅 ← じっくり見てみてください。朝日町に行きたくなりますよ〜 🙂 

朝日町は「たら汁」が有名。それがなんとも面白すぎる「たら汁」で、心わしづかみされました。その話は別にUPします★