2020年4月25日号 新日本酒紀行 地域を醸すもの
【Number 157】
田酒(DENSHU)/青森県青森市油川大浜
日本酒の原点を追求!永遠に未完成の純米酒
田の酒と書く「田酒(でんしゅ)」は、誰もが知る青森を代表する地酒だ。醸造元の西田酒造店は、青森市の油川漁港近くで1878年に創業。
田酒を発売した1974年当時、酒は醸造用アルコールと糖類を添加するのが当たり前だったが、「日本酒の原点、風格ある本物の酒を」と純米酒を商品化。46年たった今も不動のロングセラーだ。
〜この続きは誌面でどうぞ!〜
「毎年同じ味では味が落ちたと評され、去年より質を上げて初めて昨年並みと言われます。原料、設備、技術など必ずどこかを改善して酒質を上げ、永遠の未完成が田酒です」と、西田酒造店の西田司さん。
麹米を崩すのに使う道具「ブンジ」は、司さんが設計したオリジナル。素材はステンレス製。
改良に改良が加えられた西田酒造店の「田酒」
全量が純米酒で、炭素濾過は一切なし!
おいしさの秘密は、徹底した工夫と努力、設備投資から。
福利厚生にも力を入れて、フィットネスマシンやホテルみたいな宿泊室も完備。これには驚きました!「笑顔で楽しく仕事をしてほしい」と司さん。
蔵人で務めるなら西田酒造店は最高だと思いました。いや本当に。
http://dw.diamond.ne.jp/category/sake
今回は取材を申し込んで特別にお話しを聞かせていただきました。
残念ながら、蔵では見学とお酒の販売はしていません。
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↓さて、ここからは青森で田酒三昧した自慢話しです↓ 🙂
↑ 以上、青森市の「一粋」さん お料理も田酒も大変おいしゅうございました!
また行きたいお店リスト入り!!!
https://www.facebook.com/Issuiaomori
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↓その前日、青森駅近くの別の店で。田酒が揃うと書いてあり、サクッと入店
「田酒」飲み比べセットと、スタンダードをいただきました。
階段にもお酒
どこまでいっても、夜が長くて 深い、青い森でした!
(いくら飲んでもまったく酔わない栃木裕さん。青森人のお酒の強さと探究心を知りました)
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「毎日1合の純米酒を」と、東奥情報懇談会で講演しました↓
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/313394