以前から訪れてみたかった奥吉野にある坂利製麺所
坂利製麺所の皆さん、左端が常務の坂口利勝さん。 ↑写真HPより許可得て拝借
「おいしい」は誰がどこで、どんな思いで作るのかが何より重要と感じています。
坂利製麺所さんは、杉山をいくつも越えた奥吉野にあります。
この地を見守るように、樹齢1,000年をこえる見事な大杉が!
紅葉の樹々に囲まれた、美しい土地。
ここの手延べ葛そうめん、手延べ葛うどん、生姜麺が大好き!我が家の常備品です。
生地を包丁で切るのではなく、丁寧に、よって作る麺
茹でたときにツルツルと艶やかな食感が素晴らしいのです。
小麦粉は以前より、国産小麦を使用
工場内は床、壁、天井と山のヒノキ、杉材が使われており、足のあたりがやわらかで心地いい空間に。
もとは、林業。
山守さんの冬の収入源をと、お母さまの良子さんが、三輪素麺に修行に出たことからスタート。
地元の「葛」を麺に使えば、体にもよく、おいしくなると開発したそうです。
この夏の新製品は、火を使わない「そうめんで冷や汁」!水でもどるそうめん。停電でも食べられるとあって、もしもの時用に購入する人も多いそうです。
自然栽培の梅干で有名な王隠堂さん、そして日本酒「花巴」さんはご親戚です。
これは↑伊勢まだいを使った「鯛にゅうめん」。良子さんのアイディアは止まることがありません。
産地とのコラボや暮らしに便利な商品が続々登場!
地域内で完結する自然農、自然食品。
肥料はもちろん、燃料までも地域でまかなえることを目指して行動。
坂利製麺所さんの壁に貼ってあった言葉 ↑
おいしい+人の体に良い+環境を良くする+地域の雇用を促進する=みんなが幸せ